取り組み

より良い
品質・環境への
取り組みを
行っています

品質向上のための技術革新と厳格な検査体制を確立し、環境負荷を軽減するために省エネルギーやリサイクルの推進を行っています。持続可能な製造を目指し、社会貢献にも力を入れています。

品質改善の
取り組み

品質向上に向けた活動を全社で推進しており、製品の初期段階から最終検査まで、全工程において細部にわたるチェックを行っています。製造工程を最適化し、常に高品質な製品をお届けしています。

不良品が出来る
メカニズムの解明

不良品が出来るメカニズムの解明​
DXで蓄積したデータを活用して不良品が発生するメカニズムを分析し品質の向上、再発防止に取り組んでおります。

検査・作業工程の
見直し、改善

検査・作業工程の見直し​
製造部、品証部合同の品質パトロールを実施し、作業工程・検査工程の見直しを図る事により、より効率的な生産性の実現むけ改善を進めております。

二次元コードを使用した
トレーサビリティ管理

二次元バーコードを使用したトレーサビリティ管理​

二次元コードにて製品の生産履歴を正確に把握。製品(材料、部品)の生産情報、検査記録、使用工程、トレーサビリティ、取扱い履歴、これらの情報を一元管理しています。

工程の作り込み

工程の作り込み​
金型、生産装置、設備、治具、検査、各種工程を作り込むことで、安定した工程を構築します。これらの取り組みでお客様のご要望に応られる高品質な製品を提供しています。

デザインレビュー

金型の作り込み​
長年蓄積してきたノウハウを元に金型の検討会を実施。金型図面の段階から起こりえる不具合を予測し改善を盛り込みます。不具合がでない様に細部まで検証を行います。

成形条件の見直し

成形条件の見直し​
高い不良率、工程トラブル件数が多い製品で改善が予期できる製品に対し、試作を行い不具合の改善を図ります。効果が認められた場合において、品証部にて各検査を実施し評価を行います。評価有効な場合は変更手続きを経たうえで、条件の見直しを実施します。

DXの取り組み

DXの取り組みにより、業務プロセスの効率化を推進しています。作業の自動化とデータ連携を強化することで、迅速な情報共有と業務の最適化を実現し、競争力を強化しています。

生産管理システム

(GMICS)

GMICS​

受注、生産管理、製造工程、出荷まで全社の業務を一元管理。各工程で端末(PC、タブレット、二次元コードリーダー)からデータ入力を行い、作業の進捗管理や品質管理に活用します。

生産計画アプリ

計画表アプリ​
受注、内示情報を取得し必要になる生産時間を算出し、ガントチャートにて生産予定を確認可能です。成形機の生産情報を取得しているので生産進捗管理と納期状況をリアルタイムで確認できます。生産進捗による製品納期が見えるため迅速な生産計画の見直しが可能です。

製造工程のリアルタイム監視

品質パトロール室での管理​
成形機の稼働状況をリアルタイムで表示。段取り進捗、工程異常、製品不具合発生状況を確認できます。工場で使用されている設備(冷却水、エア)の稼働状況を表示されており、異常を早期に検知して対応する事が可能です。

現場端末の活用

PLC・タッチパネル

タッチパネル
全成形機に設置され、情報をリアルタイムに吸い上げています。自主検査の情報や停止情報などもPLCで取得し、チェックシートの手書きを廃止、基幹システムに集約しています。またトラブル発生時にはタッチパネルから管理者の呼出も可能となっています。

成形情報取得ソフトの導入

NET100・ミドルウェア・i-connect​

三種の成形情報取得ソフト​
成形情報取得ソフトを活用し、成形機からショットデータを取得しています。トラブル時の原因調査などに利用しています。

緊急地震速報連動

緊急地震速報連動​
社内放送システムと連携させた緊急地震速報装置を導入。PLCと連動しており、大規模な地震が発生した際には自動的に成形機が停止し、社内放送が行われる仕組みとなっております。

データ活用

データ活用
基幹システムにて蓄積したデータを元に不良分析、傾向管理、各種集計などデータ活用を実施しています。

環境負荷への低減

当社では環境負荷の低減を重要な課題として掲げ、省エネルギー設備の導入を進めています。またプラスチック廃材のリサイクルや再利用を積極的に行い、循環型社会の実現に貢献しています。

電動成形機

電動成形機​

当社ではプラスチック射出成形を電動成形機で行っています。油圧式と比べてより高効率で安定した生産が可能になり、環境にも優しい製造プロセスを実現しています。

LED照明

LED照明
工場内の照明をLEDに切り替えることで、電力消費を削減しました。照度が明るくなる事により、働きやすい作業環境になっています。

井水式ユニットクーラー

井戸水クーラー
井戸水の冷たい温度を活用して空気を冷やします。エアコンと違いフロンガスを使用しないため、地球温暖化対策にも貢献します。利用資源は井戸水のため環境にもやさしく、環境への負荷を最小限に抑えることができます。

廃棄プラスチックのRPF固形燃料化

RPF固形燃料

当社では廃棄プラスチックを外部の専門会社に依頼し、RPF固形燃料化。リサイクルを積極的に推進し、資源の有効活用に努めています。環境への配慮とエネルギー効率の向上を実現しています。

環境方針

私たち三行合成樹脂株式会社は、気候変動を重要な経営リスクの一つとして位置付けています。原材料価格の高騰や製造コストの増加、消費者の購買活動の変化など、気候変動によってさまざまな影響を受けるためです。気候変動と生物多様性への影響を軽減するため、成形から廃棄までを含む、事業活動全般において温室効果ガス排出量の削減に取り組みます。

また成形業統合生産管理システムを導入し、各帳票類をデジタル化することによってペーパーレス化に取り組んでいます。社内の照明をLED照明器具への入れ替えを進めており、CO2削減にも貢献しております。

工場全体のCO2排出量

Reduce

リデュース

油圧式から全電動射出成形機を導入し、精密安定成形と省エネに効果を上げています。省電力、マシンオイル使用量削減、低騒音・低振動により環境にやさしい設備ラインとなっております。

Reuse

リユース

自社便による納品では梱包材にプラスチックのコンテナを採用しており、それらを繰り返し使用。段ボール箱の使用を減らし、環境への不可を軽減しております。

Recycle

リサイクル

廃プラスチックの一部をリサイクルすることで産業廃棄物の排出量を減らす活動をしています。